【ウェストハム】デクラン・ライスとは?プレースタイルや人物像を紹介

イングランド代表MFデクラン・ライス
【引用:デクラン・ライス公式Twitter】

イングランド代表においてレギュラーポジションを確保し、今や欠かすことのできない存在となっている、ウェストハム所属のMFデクラン・ライス。多くのビッグクラブからの関心が報道され続ける中で、彼は今後どのようなキャリアを歩んでいくのか、メディアの注目の的である。現代において世界最高峰の守備的MFのひとりとも言われているライスのプレースタイルやスーパープレー等をこの記事では紹介していく。

目次

デクラン・ライスの基本プロフィール

生年月日1999年1月14日
国籍イングランド
所属クラブウェストハム・ユナイテッドFC
ポジションMF
身長188cm
利き足右足
経歴ウェストハム・ユナイテッドFC

デクラン・ライスのプレースタイル

デクラン・ライスのプレースタイル【引用:SofaScore

メインポジションはボランチやアンカーの守備的MF。ユース時代やトップチーム昇格当初は、主にCBなど最終ラインでのプレーが多かったが、2018-19シーズンにボランチにコンバートされた。

ライスのメインタスクは最終ラインの1列前のポジションで相手の攻撃のフィルターとなることだ。CBで培ったフィジカルとタックル、インターセプト能力で自陣の危険なエリアに侵入してくる相手を弾き返し、カウンターの起点となる。展開の読みの良さを活かしたポジショニング能力から、相手に侵入されると危険なエリアを瞬時に判断し、その判断から生まれる出足の速さから素早く相手にプレッシャーをかけ、ボールを奪取する。ポジショニングが良いため、守備エリアも比例して広くなっており、ピッチを広くカバー出来る。ボールの奪い方がクリーンなことが多いため、そのポジティブトランジションから前線の選手へのボールの配給を的確に行うことが出来る。パスの出しどころがない場合は、自らの推進力のあるドリブルで陣地を奪回していくことも可能だ。そのため、ライスからチームのカウンターのスイッチが入ることが多いのである。

上記のように、ライスは守備的MFが持つべき能力の多くを高いレベルで持ち合わせている。若くして上記のようなスキルを持ち合わせているライスは、現代の守備的MFの中でも最高峰の選手だと言えるであろう。

デクラン・ライスのスーパープレー

本格的にボランチへとコンバートされた2018-19シーズンのプレー集。粘り強いディフェンスやタックルからのボール奪取や、出足の速さを活かしたインターセプト、そしてそこからカウンターの起点となっていることがわかるプレー集である。当時弱冠20歳ながら周りがよく見えており、落ち着いたプレーを見せていることも驚きである。

2021年9月16日、ヨーロッパリーグのディナモ・ザグレブ戦でのゴール。持ち前のポジショニングと読みの良さから、相手の横パスをインターセプトしたライスは、推進力のあるドリブルで相手DFを振り切りながら相手陣内深くへ前進。味方のサポートがない中ではあったが、自分自身でゴールまで決めてみせた。

デクラン・ライスのキャリア

出身はイングランドのロンドン。2006年の7歳の時にチェルシーのユースに入団。この時期のチェルシーは、前オーナーのアブラモビッチ氏がクラブを買収した時期でもあり、現チェルシー所属のイングランド代表MFメイソン・マウントを始め、イングランドの有望な若手を多く集めていた。そのため、ユース内での競争も激しく、この競争から脱落する形で2014年の14歳の時にウェストハムのユースへ移籍した。この移籍が功を奏し、実力を付けていったライスは、2016-17シーズンのプレミアリーグ最終節、2017年5月22日のバーンリーFC戦でトップチーム公式戦初出場を果たした。翌2017-18シーズンにはプレミアリーグに26試合出場。CBをメインとしながらも、アンカーやSBでも出場し、ユーティリティ性を発揮した。2018-19シーズンには、当時の監督マヌエル・ペジェグリーニはライスを主にボランチの一角で起用。CBで培ったフィジカルと、タックル、インターセプト。また、ポジショニングの上手さと読みの良さ、ポジティブトランジションでの縦パスや、ドリブルでの持ち運びを活かしてレギュラーに定着し、34試合に出場した。2019-20シーズンにはプレミアリーグ全試合の38試合にスタメンでフル出場し、現在までチームに欠かせない存在となっている。

父方の祖父母がアイルランド出身ということもあり、ユース世代ではアイルランド代表でプレー。2018年ではアイルランドのA代表として親善試合に出場したが、イングランド代表ガレス・サウスゲイト監督からの誘い等もあり、2019年3月に生まれ故郷のイングランドのA代表に初招集され、代表の鞍替えを行った。現在はイングランド代表のボランチのレギュラーポジションとして出場している。

デクラン・ライスのエピソード

イングランド代表でチームメイトであるメイソン・マウントとは、同じ時期のチェルシーのユース所属だったこともあり、非常に仲が良く、ユース所属当時は家族ぐるみでの親交があった。ライスがウェストハムのユースへ移籍することになった際は、マウントだけでなく、マウントの母親も共に悲しんだという。新型コロナウイルスの蔓延によりイギリスがロックダウンとなった時期には2人で一緒にサッカーをしている場面を写真に収められてしまい、クラブから注意を受けたこともあった。また、2人で仲良くサッカーゲームをする動画がチェルシーの公式YouTubeチャンネルにUPされるなどしている。今後イングランド代表を引っ張っていくライスとマウントの友情エピソードであった。

デクラン・ライスのまとめ

読みの良さを活かしたポジショニングから、出足の速いタックルやインターセプトで相手ボールを奪取し、パスやドリブルでカウンターの起点となるデクラン・ライスは現代の守備的MFにおいて最高レベルにあると言っていいだろう。所属するウェストハムに止まらず、イングランド代表でも欠かせない存在としてチームの支えとなっている。多くのビッグクラブから狙われ続けているライスであるが、今後の去就が注目であることは間違いない。

イングランド代表MFデクラン・ライス

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この記事を書いた人

ユルゲン・クロップ監督率いる当時のドルトムントがきっかけでサッカー好きに。
試合をシステムの観点から分析するのを得意としている。
好きなサッカー選手は、チアゴ・アルカンタラ。
趣味はゴルフ・釣り・サウナ・野球観戦と多彩。

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