【動画付き】MFライアン・フラーフェンベルフ プレースタイルと人物像【リバプール/オランダ】

オランダの新星ミッドフィルダーとして注目を集めているライアン・フラーフェンベルフ。アヤックスのユースで育ちトップチームで成長を遂げた。高い身体能力と高身長では珍しい卓越したボールテクニックと俊敏性を兼ね備えたこの選手は、バイエルン・ミュンヘン経て、プレミアリーグのリバプールへの移籍を果たした。そんな成長目覚ましく、ステップアップを遂げたフラーフェンベルフとはどのような選手なのか?プレースタイルやキャリアを含めて紹介する。

フラーフェンベルフの基本プロフィール

生年月日 2002年5月16日
国籍 オランダ
所属クラブ リバプール
ポジション MF
身長 190cm
利き足 右足
経歴 ヨング・アヤックス→アヤックス・アムステルダム→FCバイエルン・ミュンヘン→リバプール

フラーフェンベルフのプレースタイル

フラーフェンベルフのプレーエリア【引用:SofaScore

豊富な運動量とテクニックを併せ持ち、したたかにゴールを狙うミッドフィルダー。ポジションは4-3-3の左インサイドハーフや4-2-3-1の2ボランチの一角を主に担う。身長が190cmと高く、馬力や推進力・スタミナもあるため攻守において重要な選手である。長所は高身長であるのにもかかわらず足元の能力に優れている部分である。ビルドアップの時は左SBを押し上げるために低い位置に下がり、ボールを前進させることを助ける。また、ロングボールの精度も高いためサイドチェンジや前線への長いボールで一発で局面を変えるパスを出せるというのも大きな強みである。相手陣地へボールが侵入したらライン間にポジショニングを取ってボールを引き出し、そこからのミドルシュートやラストパスを繰り出す。攻撃の過程で様々な役割でボールを受け、潤滑油になれる貴重な存在である。

ほかにも、2ボランチの一角も任されているため守備も非常に優れたものがある。足の長さを生かしてボールをインターセプトしたり、フィジカルコンタクトが優れていることを生かして相手に身体をぶつけてボールを奪ったりすることには長けている。

このように攻守に貢献が求められる現代のミッドフィルダーにおいて、非常にハイブリッドに攻守両面をこなすことができる。

フラーフェンベルフのスーパープレー

2021-22シーズンのエールディヴィジでのフラーフェンベルフのスーパープレー。

第3節フィテッセ戦では高く上がったこぼれ球に対し、ダイレクトボレーでネットを揺らした。キーパーが少し前に出ていたため、叩きつけてキーパーの頭上を越える軌道のボールを蹴った。認知と技術の高さがうかがい知れる。

第26節カンブール戦では1ゴール2アシストの大活躍。その中でも92分にチームを逆転勝利へ導いたゴールを紹介したい。相手を押し込むことによって空いたバイタルエリアから強烈なミドルシュートをゴール右隅に決めた。この思い切りの良さも一つの魅力である。

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