【バイエルン】ライアン・フラーフェンベルフとは?プレースタイルや人物像を紹介

オランダ代表MFライアン・フラーフェンベルフ
【引用:フラーフェンベルフ公式Twitter】

オランダの新星ミッドフィルダーとして注目を集めているライアン・フラーフェンベルフ。アヤックスのユースで育ちトップチームで成長を遂げた。高い身体能力と高身長では珍しい卓越したボールテクニックと俊敏性を兼ね備えたこの選手は、約35億円でバイエルン・ミュンヘンへと完全移籍を果たした。そんな成長目覚ましく、ステップアップを遂げたフラーフェンベルフとはどのような選手なのか?プレースタイルやキャリアを含めて紹介する。

目次

フラーフェンベルフの基本プロフィール

生年月日2002年5月16日
国籍オランダ
所属クラブFCバイエルン・ミュンヘン
ポジションMF
身長190cm
利き足右足
経歴ヨング・アヤックス→アヤックス・アムステルダム→FCバイエルン・ミュンヘン

フラーフェンベルフのプレースタイル

フラーフェンベルフのプレーエリア【引用:SofaScore

豊富な運動量とテクニックを併せ持ち、したたかにゴールを狙うミッドフィルダー。ポジションは4-3-3の左インサイドハーフや4-2-3-1の2ボランチの一角を主に担う。身長が190cmと高く、馬力や推進力・スタミナもあるため攻守において重要な選手である。長所は高身長であるのにもかかわらず足元の能力に優れている部分である。ビルドアップの時は左SBを押し上げるために低い位置に下がり、ボールを前進させることを助ける。また、ロングボールの精度も高いためサイドチェンジや前線への長いボールで一発で局面を変えるパスを出せるというのも大きな強みである。相手陣地へボールが侵入したらライン間にポジショニングを取ってボールを引き出し、そこからのミドルシュートやラストパスを繰り出す。攻撃の過程で様々な役割でボールを受け、潤滑油になれる貴重な存在である。

ほかにも、2ボランチの一角も任されているため守備も非常に優れたものがある。足の長さを生かしてボールをインターセプトしたり、フィジカルコンタクトが優れていることを生かして相手に身体をぶつけてボールを奪ったりすることには長けている。

このように攻守に貢献が求められる現代のミッドフィルダーにおいて、非常にハイブリッドに攻守両面をこなすことができる。

フラーフェンベルフのスーパープレー

2021-22シーズンのエールディヴィジでのフラーフェンベルフのスーパープレー。

第3節フィテッセ戦では高く上がったこぼれ球に対し、ダイレクトボレーでネットを揺らした。キーパーが少し前に出ていたため、叩きつけてキーパーの頭上を越える軌道のボールを蹴った。認知と技術の高さがうかがい知れる。

第26節カンブール戦では1ゴール2アシストの大活躍。その中でも92分にチームを逆転勝利へ導いたゴールを紹介したい。相手を押し込むことによって空いたバイタルエリアから強烈なミドルシュートをゴール右隅に決めた。この思い切りの良さも一つの魅力である。

フラーフェンベルフのキャリア

2010年からアヤックスのユースチームに所属し、2017-18シーズンにはU-17のチームで主力としてチームに貢献し、UEFAユースリーグでは大会史上最年少得点記録を更新し、一躍アヤックスの将来有望な若手として脚光を浴びた。2018-19シーズンでリザーブチームであるヨング・アヤックスにあがりプロデビュー。同シーズンにはトップチームでのデビューも果たした。このトップチームでのデビューは16歳と130日で、クラレンス・セードルフが持つ記録を更新して史上最年少でのトップチームデビューを果たした。2020-21シーズンにはトップチームで主力に定着し、リーグ戦32試合に出場して3ゴール5アシストを記録した。また、翌2021-22シーズンではリーグ戦30試合に出場し2ゴール5アシストを記録した。そして2022年夏、アヤックスでの活躍が認められ、バイエルン・ミュンヘンが移籍金約35億円で獲得を発表し、来シーズンから5年契約を結んだ。

また、代表での活動としてはオランダの世代別代表として、U-16、U-17、U-19、U-21に選ばれ活躍をおさめた。そして、2021年にワールドカップ予選で代表に初選出され、初出場を果たし、同年6月親善試合ジョージア戦で初ゴールも達成した。

フラーフェンベルフにとってはアヤックス以外のチームでプレーするのは初めて。どこまでバイエルンのサッカーに適応できるのかは見ものである。

フラーフェンベルフのエピソード

あるインタビューで、フラーフェンベルフは自分のプレースタイルを「ヘビのような曲芸師だ」と表現している。

「私はいたるところでスライディングをしたり、回転して相手を交わすことができる。私は背が高く、身長は6フィートを超えている。しばしば背の高い選手はテクニックが少なく、足元の技術がないと言われている。しかしながら私は自分のテクニックに頼らなければならない。なぜなら他の背の高いプレイヤーよりもヘディングが上手くできないからだ。それは子どものころに難しいとわかっていたよ。自分は背が高いが、非常に狭いスペースや人の間を容易にすり抜けることができる。まさにヘビのような曲芸師だね。」

フラーフェンベルフのまとめ

アヤックスを離れ、ドイツの最高峰のチームへと移籍を果たしたフラーフェンベルフ。攻撃ではチームの潤滑油としてあらゆる場所に顔を出し、ビルドアップから最後の仕上げまでこなす。守備でも高身長と長い足を使い、ボールをからめとる。このような攻守両面での貢献やチームのためにハードワークする姿勢は間違いなくバイエルンでも必要な力となれるだろう。世界でもトップクラスのミッドフィルダーになれる才能をもっているこの選手の更なる成長と飛躍に期待していきたい。

オランダ代表MFライアン・フラーフェンベルフ

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この記事を書いた人

高校の頃、Jリーグのボールボーイを務めた経験もある。
好きなチームはバルセロナ、アストン・ヴィラ、アヤックス、ライプツィヒ。様々なリーグを見ていることから幅広い知識を持ち、若手の選手やこれからの活躍を期待される選手、まだ世界的に名の知れていない選手の解説が得意である。

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