【バルセロナ】ハフィーニャとは?プレースタイルや人物像を紹介

ブラジル代表FWハフィーニャ
【引用:CBF公式Twitter】

リーズ・ユナイテッドで頭角を現し、バルセロナへと加入したハフィーニャ。21年にはそれまで年代別での出場が無く、ブラジル国内では名前が知られていなかった選手ながら、ブラジル代表デビュー戦で鮮烈な印象を残し、メディアやサポーターから「チッチの発見」とも呼ばれ注目を集めた。ハフィーニャは一体どのような選手なのか?本記事で紹介する。

目次

ハフィーニャの基本プロフィール

生年月日1996年12月14日
国籍ブラジル
所属クラブFCバルセロナ
ポジションFW
身長176cm
利き足左足
経歴ヴィトーリア・ギマランイスSC→スポルティングCP→スタッド・レンヌ→リーズ・ユナイテッドFC→FCバルセロナ

ハフィーニャのプレースタイル

ハフィーニャのプレーエリア【引用:sofascore

ハフィーニャは中に切り込むプレーが得意なことから、利き足は左足だが、主に右ウィングで起用される。

高いテクニックとボールコントロール、スピード、強靭なフィジカルと、中に切り込んでいくタイプのウィングに必要な能力が揃っており、並大抵の守備では彼を止めることは出来ず、むしろ勢いを与えてしまいかねない。また自由なプレーを許してしまえば、ドリブルから高精度のパスもしくはシュートが飛び、ハフィーニャのアシスト数やゴール数を増やすことになってしまう。

また長い距離のパス制精度にも定評があり、ピンポイントなサイドチェンジパスを送ることができる。プレースキッカーも務められるほどのキック精度は、彼の大きな魅力の1つである。

そして特筆すべき最後のポイントは、プレーの安定性である。若い選手は1シーズンだけ絶好調で後は不調ということも少なくないが、ハフィーニャはシーズン、リーグ、クラブに関わらず安定した成績を残し続けている。リーズに移籍した2020-21シーズンで6ゴール9アシスト、2021-22シーズンは11ゴール3アシストと、プレミアリーグで毎年数字を残せる選手の安定性をまだ疑うのは流石に厳しいといえよう。

ハフィーニャのスーパープレー

2021-22シーズンのホーム開幕戦で決めたゴールを紹介する。PA内右隅、フリーで待っていたハフィーニャはパスを受けるとダイレクトシュート。GKが届かない、なおかつ集まっていた味方や相手の隙間を通す見事なシュートコントロールでゴール。この得点は8月のリーグ月間ベストゴールにノミネートされた。

ハフィーニャのキャリア

18歳でブラジルのアヴァイのユースチームに加入したハフィーニャは、U21の大会で活躍すると、ブラジルのトップクラブから興味を惹く中、その才能を見抜いたデコ(元ポルトガル代表、現在は代理人業を営む)がポルトガルへの移籍を手配して、結果ヴィトーリア・ギマランイスへ移籍する。移籍翌季の2016-17シーズンからトップチームの主力になり、8月には初得点を記録。翌シーズンにはリーグ戦15得点を記録、ELにも出場するなどその才能が開花。

2018-19シーズンはポルトガルの名門、スポルティングCPへ移籍してリーグ戦5得点を記録し、また国内カップ戦の2冠に貢献した。

2019-20シーズンにはフランス、レンヌへ2100万ユーロ(約30億円)で移籍。5得点を記録した。

2シーズン連続でステップアップすることに成功した彼にはますます注目が集まり、2020-21シーズン、ついにプレミアリーグのリーズへ移籍金1700万ポンド(約23億3000万円)で移籍。イングランドの地へ足を踏み入れた。

久しぶりにプレミアへ戻ったリーズでハフィーニャはその能力を発揮し、11月のエバートン戦で初得点を記録した。そのプレーは試合を経るごとに成長し、2021-22シーズンでは11得点をあげ、リーズのプレミア残留の立役者となった。その活躍が認められ、2022年夏にバルセロナへの移籍を果たしている。

ブラジル代表では2021年10月のW杯予選で初出場。同月のウルグアイ戦では2得点を記録し、セレソンのニュースターとして名乗りを上げた。

ハフィーニャのエピソード

近年のトップクラスの選手は10代後半から既に名を馳せていることが多いが、ハフィーニャはそうではなかった。18歳の頃に受けたインテルナシオナルやグレミオなどのユーストライアルでは「ー小さすぎる、か弱すぎる、力がないー」とことごとく落とされていた。ようやく19になる直前で入れたアヴァイでも苦労は続く。怪我をしてしまったハフィーニャは、その怪我が治っても試合に出ることが出来ず、ベンチにすら入れなかった。自主トレをするように言われた彼は、貧しい生活を送る中で7歳の頃から持っていた「プロサッカー選手」という夢を諦めかけていた。

もう限界だ、家に帰りたいと両親に伝えた電話で、母親は「夢を諦めるなら、普通の仕事に就くことになるんだよ」と言った上で、「どんなつらい時もいつかは過ぎ去るもの。挫折ばかりしているから、自分が人生で本当に望んでいることを忘れてしまったのかもしれない」と息子に伝えた。電話を切る頃にはもうハフィーニャの「諦める」という気持ちは無くなっていた。

この出来事から約2年後、努力し続けた彼は大会で活躍し、ポルトガルへの移籍を掴み取る。今のハフィーニャがあるのは不退転の決意の賜物なのである。

ハフィーニャのまとめ

ブラジル代表では鮮烈なデビューを果たし、「新世代のセレソン」として国内外から注目を集めるハフィーニャ。10代から華々しい活躍を見せる選手が増えた現代において、並大抵ではない苦労を重ねてそのキャリアを成長させた彼は、これから待ち受ける困難にも打ち負けることは無いだろう。これからのプレーにも注目していこう。

ブラジル代表FWハフィーニャ

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この記事を書いた人

地元のクラブ、反町監督率いる松本山雅からサッカーの魅力へ強く惹かれる。その後国内外のリーグを観戦するように。
好きな選手は最後まで泥臭く走り戦う選手。海外サッカーを見るようになったきっかけは岡崎慎司。
趣味はスポーツ観戦と音楽。

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