【フランクフルト】ジブリル・ソウとは?プレースタイルや人物像を紹介

【引用:UEFA.com公式Twitter】

ブンデスリーガ、フランクフルトに所属するジブリル・ソウ。ドイツの舞台でEL優勝メンバーにもなった彼は年々飛躍的に成長し、今ではスイス代表のボランチとして名を馳せている。

本記事ではそんなジブリル・ソウについて、元日本代表のチームメイト、長谷部誠に関するエピソードも交えて紹介していく。

目次

ジブリル・ソウの基本プロフィール

生年月日1997年2月6日
国籍スイス
所属クラブアイントラハト・フランクフルト
ポジションMF
身長184cm
利き足右足
経歴ボルシアMG→BSCヤングボーイズ→アイントラハト・フランクフルト

ジブリル・ソウのプレースタイル

ジブリル・ソウのプレーエリア【引用:Sofascore

ジブリル・ソウは中盤、ボランチでプレーする。強靭なフィジカルに高いスピードを持ち合わせており、攻守の両面で活躍できる。守備では足の速さとフィジカルを活かして相手を追いかけ、またパスをインターセプトする。ボールへの嗅覚も良く、セカンドボールを回収して攻撃に繋げられる。

一方、その攻撃では持ち前のスプリントで一気呵成に前進し、自らペナルティーエリアまで持ち込むか、もしくは前にいる味方に正確なパスを供給する。相手守備をいなす細かな技術も持ち合わせており、自分一人でも攻撃の起点となれる。プレーエリアからも様々な場所に顔を出していることが分かるが、フランクフルトにおいて「効いている」選手であり、エンジンとしての役割をよく遂行している。

以前はこのようなプレーは中々見られなかったが、経験豊富な長谷部がリスク管理を担ったり、相手のマークを引き付けたことにより、ソウは自由なプレー、チャレンジがより出来るようになった。ここから彼の才能が開花し、今では他の選手とダブルボランチを組んでも同じようなプレーが出来るようになっている。

ジブリル・ソウのスーパープレー

2021-22シーズン、レバークーゼン戦のプレーを紹介する。自身のハンドによるPKもあり20分で0-2とリードされていたが、1-2で迎えた30分、高精度のスルーパスを供給しアシスト。これで同点に追いつく。(動画の0:54-)

その後2点を取ってチームは勝ち越しに成功。その中で迎えた76分。PA外でパスを受けたソウはダイレクトシュート。これが完璧なコースに飛び、勝負を決定づける5点目に。(動画の1:36-)

ジブリル・ソウの良いプレーが余すところなく見られた試合であった。

ジブリル・ソウのキャリア

生まれ故郷、チューリッヒのユースチームで育ち、スイスユースリーグや、ボルシアMG移籍後は2ndチームとしてドイツ4部で経験を積む。トップチームでは合計3試合の出場に留まったが、2017-18シーズンにスイスのヤングボーイズへ移籍するとボランチとして主力の座を掴み、クラブの32年ぶりのリーグ優勝に貢献する。この国内リーグでの活躍からスイス代表にも選ばれ、2018年9月のネーションズリーグでデビューした。

2018-19シーズンには欧州CLでユベントスといった強豪とも対戦し、クラブではリーグ連覇を果たすと、ヤングボーイズからフランクフルトへ移ったヒュッター監督からオファーを受け、結果フランクフルトへ恩師の元に移籍する。ブンデスリーガ再挑戦となったソウだったが、順風満帆というわけにはいかない。計40試合に出場するも、中々インパクトを与えられないまま初シーズンを終え、翌季前半もその状態が続いた彼は、1000万ユーロという移籍金を出汁に、サポーターの批判の的にまでなってしまう。

しかし、年明けにヒュッター監督がダブルボランチとして長谷部とソウを組ませると、そのプレーぶりは変貌を遂げ、一躍フランクフルトに欠かせないMFとなった。このプレーは相方が長谷部から他の選手になっても失われることはなく、グラスナー監督へ変わった後も主力として活躍。2021-22シーズンにはヨーロッパリーグ優勝を果たした。

ジブリル・ソウのエピソード

長谷部誠とダブルボランチを組み、その結果大きな成長を遂げたジブリル・ソウ。「僕を助けてくれるし、チーム全体に指示を出してくれる。彼とプレーするのは比較的楽なんだ」と長谷部をこの上なく信頼している。

そんな1人のMFを飛躍させた長谷部の影響は彼のプレー面だけでなく、生活面にも及んでいるようだ。彼は14歳年上の日本人MFに対し、「長谷部のやっていることを全部理解しているわけではない。彼がどうやってコンディションを保っているのか分からないよ」とコメントしている。

ある時、ソウは練習後、他の選手が回復に勤しむ中、長谷部は毎回お茶を飲んでいることに注目。驚いたソウは、これを真似てお茶を飲むようになったという。長谷部はこの事を聞かれると笑いながら「それだけでは十分じゃないよ」と答え、自分のサッカーを中心としたストイックなルーティンを答えた。この日常の姿もまたソウにとって良い手本になっているのだろう。

ジブリル・ソウのまとめ

フィジカル、スピード、勇敢さ、そして高いパス精度。ボランチに必要な能力が高い水準で揃っているジブリル・ソウ。長谷部とのプレーで進化を遂げたスイス代表MFは、今後のサッカー界を彩る1人の名選手になるであろう。

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この記事を書いた人

地元のクラブ、反町監督率いる松本山雅からサッカーの魅力へ強く惹かれる。その後国内外のリーグを観戦するように。
好きな選手は最後まで泥臭く走り戦う選手。海外サッカーを見るようになったきっかけは岡崎慎司。
趣味はスポーツ観戦と音楽。

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