【動画付き】ベルギー代表MFユーリ・ティーレマンス プレースタイルと人物像【レスター】

ベルギー代表MFユーリ・ティーレマンス
【引用:レスター・シティ公式Twitter】

プレミアリーグのレスター・シティに所属するベルギー代表MFユーリ・ティーレマンス。2019年にイングランド上陸を果たしてから、レスターの欠かせないボランチとして活躍を続けている。またベルギー代表としてもロシアW杯の3位などに大きく貢献し、チームの主力として名を馳せる。ビッククラブへの移籍も噂されるティーレマンスは一体どのようなプレーをする選手なのか?本記事で紹介していく。

目次

ティーレマンスの基本プロフィール

生年月日1997年5月7日
国籍ベルギー
所属クラブレスター・シティFC
ポジションMF
身長176cm
利き足左足
経歴アンデルレヒト→ASモナコ→レスター・シティFC(loan)→レスター・シティFC

ティーレマンスのプレースタイル

ティーレマンスのプレーエリア【引用:SofaScore

ティーレマンスの最も特徴的なプレーは、高精度なパスにある。ボランチの位置で躍動する彼は常に周りの状況を観察し、長短のパスを用いて攻撃の起点となる。実際にレスターではパス数が2019-20からの2シーズンでチーム内1位、2021-22シーズンでは少し不調に陥った様子が見受けられたが、それでもチーム内2位のパス数を記録している。まだ25歳と若いが落ち着きはすでにベテランのそれであり、ブレンダン・ロジャース監督も全幅の信頼を寄せている。

またバイタルからのミドルシュートも得意としており、相手守備にとって動向を1秒たりとも見逃してはならない選手といえるだろう。

さらにティーレマンスはその攻撃センスに注目が集まりがちだが、彼の守備での貢献にも目を向ける必要がある。特にプレミアリーグに移籍してからは守備が大きく成長し、2020-21シーズンではエンディディに次ぐチーム2位のタックル数を記録。90分間にわたって守備をサボらないどころか、前線から積極的にボールを奪おうとする強さとスタミナも持ち合わせている。

ティーレマンスのスーパープレー

2020-21シーズンのFAカップ決勝、チェルシーとの一戦で見せたスーパーゴール。覚えている方も多いのではないだろうか。0-0で迎えた63分、中盤でアヨセ・ペレスが奪取したボールを受け取ると、ボックスよりもかなり手前の位置から右足を振り抜く。そのシュートはゴール左隅、ケパも届かない完璧なコースへ。クラブ史上初のFAカップ優勝に導く決勝点となった。

ティーレマンスのキャリア

アンデルレヒトのユースで育ったティーレマンスは、2013-14シーズンにトップチームへ昇格。開幕戦でプロ初出場を果たす。10月にはチャンピオンズリーグのオリンピアコス戦で16歳148日の当時大会史上3番目の若さながら先発でフル出場。名門アンデルレヒトで活躍し、16、17歳と2シーズン連続でベルギー年間最優秀若手選手賞を受賞する。2016-17シーズンではリーグ戦で27試合12得点と圧倒的な活躍を見せ、クラブのリーグ優勝に貢献。この年のベルギー最優秀選手賞を受賞した。

この活躍を他クラブが見逃すはずがなく、2500万ユーロ(約31億円)の移籍金でフランス、ASモナコに移籍した。ここでも主力として活躍すると、プレミアリーグのレスター・シティが目をつけて2018-19シーズン後半からレンタル移籍。するとすぐさま主力に定着し、13試合出場で3得点5アシストを記録した。

この活躍ぶりを見たレスターが彼を簡単にレンタルバックさせるわけもなく、同年夏には当時のレスター史上最高額となる4000万ポンド(約54億円)の移籍金で獲得。4年契約を結んだ。

完全移籍後はすっかりレスターの中盤の顔としておなじみとなり、3シーズンで15得点14アシストを記録。レスターがプレミアのトップ6の中に食い込むようになった一因は彼の活躍にあろう。

ベルギー代表では各年代で選出され続け、将来に大きな期待がかかるなか2015年にシニア代表に初選出。2016年に初出場を果たした。その後は「赤い悪魔」の主力として国内外から認識されるようになり、ロシアW杯やEUROで活躍をみせている。

ティーレマンスのエピソード

ティーレマンスの両親は柔道の黒帯という実力者で、地元で柔道教室を開いていた。ティーレマンスも幼い頃は柔道を習っていたが、5歳でアンデルレヒトのユースチームにも加入。その後は柔道とサッカーの両方を習っていたが、16歳のトップチーム昇格時に柔道を辞め、サッカーに専念するようになった。

青帯(日本の2級に相当)になるまで上達したティーレマンスの柔道での経験は、練習で怪我をしないようにするために自身の体の限界を認知して、より己の肉体が回復するにはどうしたらよいかを学ぶ上で大いに役立っており、試合で常に100%の力を発揮出来る要因となっている。幼い頃の「二刀流」は、現在のフットボール界での活躍にも寄与しているようだ。

ティーレマンスのまとめ

レスターの中盤のパサーとして、そしてW杯優勝を狙う「赤い悪魔」の主力として、年々知名度を上げているティーレマンス。オフシーズンには毎年彼を狙うビッククラブの名前が紙面に躍るが、まだ25歳のベルギーの至宝はこれから先どのようなキャリアを送り、その手にはいくつ栄冠を掴むことになるのか。年々成長する彼の高精度なプレーに注目しよう。

ベルギー代表MFユーリ・ティーレマンス

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この記事を書いたライター

地元のクラブ、反町監督率いる松本山雅からサッカーの魅力へ強く惹かれる。その後国内外のリーグを観戦するように。
好きな選手は最後まで泥臭く走り戦う選手。海外サッカーを見るようになったきっかけは岡崎慎司。
趣味はスポーツ観戦と音楽。

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